◎『インストール』2001年
『蹴りたい背中』2003年
『夢を与える』2007年
◎『勝手にふるえてろ』2010年
◎『かわいそうだね?』2011年(「亜美ちゃんは美人」収録)
◎『ひらいて』2012年
◎『しょうがの味は熱い』2012年(「自然に、とてもスムーズに」収録)
◎『憤死』2013年
◎『大地のゲーム』2013年
◎『ウォークイン・クローゼット』2015年
◎『手のひらの京』2016年
◎『私をくいとめて』2017年
◎『意識のリボン』2017年
◎『生(き)のみ生のまま』2019年
補足:◎は読了した作品 リンク先は本ブログのレビュー
・愛情を込めてりさたんと呼ばせてください!
・りさたん14作品を単行本発売。そのうち12作品を読了。2010年から新作発表時にレビューしている自称ストーカー!
・最も売れた『蹴りたい背中』は未読。
・りさたんの作風は「不思議系女子のドS風説教小説」
・絶対神的視点が必ずある。その視点は常識を外さず。ちょっとだけ意地悪。
・『生(き)のみ生のまま』の話は次回!
以下あらすじです。
25歳、夏。恋人と出かけたリゾートで、逢衣(あい)は彼の幼なじみと、その彼女・彩夏(さいか)に出逢う。芸能活動をしているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかりだったが、四人で行動するうちに打ち解けてゆく。
東京へ帰った後、逢衣は彩夏と急速に親しくなった。やがて恋人との間に結婚の話が出始めるが、ある日とつぜん彩夏から唇を奪われ、「最初からずっと好きだった」と告白される。
彼女の肌が、吐息が、唇が、舌が、強烈な引力をもって私を誘う――。
綿矢りさ堂々の新境地! 女性同士の鮮烈なる恋愛小説。