QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

ハチャメチャな島田雅彦!真面目さが前面にでる白石一文!

 

君がいないと小説は書けない

君がいないと小説は書けない

 

(1)白石一文さんの自伝的小説。

(2)この小説の解説は松尾潔さんの書評で十分だろう。

https://www.shinchosha.co.jp/book/305656/

(3)小説家の自伝としては島田雅彦さんとの対比が興味深い。 

君が異端だった頃

君が異端だった頃

  • 作者:島田 雅彦
  • 発売日: 2019/08/05
  • メディア: 単行本
 

(4)白石さんも島田先さん小さい時から小説家になりたいと思っていて、若くしてデビューした島田さんと親からのアドバイスに従ってサラリーマン経由で小説家になった白石さんの対比!

(5)ハチャメチャな島田さん!と真面目さが前面にでる白石さん!

(6)2作品とも、これから小説家になろうとしている人向けに書かれているのでは!

(7)担当編集者とのやりとりや、文学賞にまつわる話など。小説を書くということはどういうことなのかを伝えたかった!のでは。

(8)白石さんの小説のことりさんの話はこの小説にも反映されているかも。 

快挙(新潮文庫)

快挙(新潮文庫)

 

(9)後から思い出すと、小説家志望の方だけでなく、元妻との間の息子に向けてのために書いたのかもね。

(10)小説家としての人生や自分の想いを随所に書き込んでいる。