QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

【再掲】ポールトーマスアンダーソン「マグノリア」

22年前に個人HPにアップした記事。感想は今と変わらない。。

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◆ポールトーマスアンダーソン/マグノリア

異常な位何回も観た映画で邦画だと「バタアシ金魚」。洋画では「ブギーナイツ」。その二つの共通点は主人公のココロの葛藤とガンバリズムが異常な映像世界に昇華されてる点なんですわ。そんなこんなで「マグノリア」ほど待ち望んでいた映画は他にないのです。ワタクシの持論で「登場人物が少ない程いい映画になる」というのがあるんですけど、この映画の見終わった感想も変わってないです。それは2時間前後という限られた時間で人物像を表現するのには人数の制約があるからだと思ってるからなんです。しかしだよ、この映画は異常だよ。見終わってからもナゾがナゾよぶ殺人事件並の後味が残ってます。もう一回じっくり観たい気分です。とくにこの写真のオトコ、ブギーナイツでもナイスホモデブを演じてましたが、今回もナイスデブ看護士役。このオトコを観るだけでも一見の価値あり。またしてもポールさんにやられてしまったのか?(00/03/14)