QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

小説の中身についてどうこういうことは無意味さを感じる。

悲惨すぎる家なき子の死

悲惨すぎる家なき子の死

(1)
高樹のぶ子・評
http://mainichi.jp/feature/news/20120617ddm015070028000c.html

(2)
この評を乱暴にまとめる(引用)すると
・評者は中原昌也作品の良き読者ではない
・すべて頭に入ってくるが、それを書く作者が解(わか)らない。
・本書は7編の短編から成っている。いずれも大して面白くない。
・しかしこれらを書く作者は異常に面白かった。
・読んで良かったかとなると、良かった。

(3)
この混乱ぶりこそ、中原昌也の読後感をより表していると思う。

(4)
この世のものとは思えない不思議な感覚こそがカタルシスだろう。
期待通りの予想外の読後感を味わえる。

(5)
だから小説の中身についてどうこういうことは無意味さを感じる。

(6)
中原昌也さんとワタシは同じ年齢で、ジョナサンリッチマンのライブ
で一度お見かけしたことがあり、なんとなく親近感を持っている。
だから表現活動をできるだけ続けて欲しいと思って、陰ながら応援してる。