- 作者: 中原昌也
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
(1)
高樹のぶ子・評
http://mainichi.jp/feature/news/20120617ddm015070028000c.html
(2)
この評を乱暴にまとめる(引用)すると
・評者は中原昌也作品の良き読者ではない
・すべて頭に入ってくるが、それを書く作者が解(わか)らない。
・本書は7編の短編から成っている。いずれも大して面白くない。
・しかしこれらを書く作者は異常に面白かった。
・読んで良かったかとなると、良かった。
(3)
この混乱ぶりこそ、中原昌也の読後感をより表していると思う。
(4)
この世のものとは思えない不思議な感覚こそがカタルシスだろう。
期待通りの予想外の読後感を味わえる。
(5)
だから小説の中身についてどうこういうことは無意味さを感じる。
(6)
中原昌也さんとワタシは同じ年齢で、ジョナサンリッチマンのライブ
で一度お見かけしたことがあり、なんとなく親近感を持っている。
だから表現活動をできるだけ続けて欲しいと思って、陰ながら応援してる。