QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

空中庭園/豊田利晃監督(2005)

2005_kuuchuteien(1)リリーフランキーさんのコメントがすべてを語っている!「息苦しい植物。不快なバースデイケーキ。無邪気な性交。乾燥した笑顔。気恥ずかしい会話。安物の酸素。そしてその中で微笑むちいさな家族。家族の美しさと不気味さ、人間の優しさと不埒が、分譲住宅の中でかき混ぜられる。見つめたいのに、目をそむけたくなる匂い。そんな、心の奥を指で触られたような映画。」(2)キョンキョンがまさに怪演!スゴイ!板尾創路も怪演!スゴイ!(3)サントラがZAKとヤマジカズヒデ!しかも主題歌はDIPの曲をUAが激唄!(4)ギャスパー・ノエとの類似点あり!廻るカメラ、テンション上げる血吹雪、ラストシーンの救い!(5)松田優作主演の「家族ゲーム」とテーマとかタッチが似てる。(6)広田レオナの長男が出てる!しかもワタシ愛用のBOSEのヘッドフォンを使ってる!(7)ラブホのカラオケで中村一義のデビュー曲「犬と猫」を歌うシーンがサイコー!なんと原作ではミッシェル・ガン・エレファント。(8)劇場で観ることができて良かった。(9)こういう映画が日本でもあるんだと判るとなんとなく安心する。(10)豊田監督はなんとか更正して次回作も撮ってほしい。

以下あらすじです。

ダンチ”と呼ばれる東京郊外のニュータウン。そこに暮らす京橋家では、“家族の間で隠し事をつくらない”というのが一家のルール。だが内実は、それぞれ誰にも言えない秘密を抱えていた。娘のマナは学校をサボってショッピングセンターや見知らぬ男とラブホテルに行き、弟のコウも学校をサボりがち。また父の貴史は浮気に走り、妻の絵里子はベランダのガーデニングにいそしみながら、母との長年の因縁に悩んでいた。そんなある日、ひょんなことから貴史の愛人ミーナがコウの家庭教師として京橋家に現われたのをきっかけに、家族の歪みが少しずつ表面化してゆく…。