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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

Jersey Girl/Tom Waits


世界で一番パパが好き」というダサすぎる邦題のケヴィン・スミス監督の映画があったのですが、原題はというと「Jersey Gril」。エンドロールで流れるトム・ウェイツの「Jersey Girl」という曲と映画に出てくるニュージャージーに住む娘と両方の意味だろう。それで、この「Jersey Girl」という曲が異常に素晴らしい。映画ではブルース・スプリングスティーンのカバーだったのだけど、トム・ウェイツのオリジナルも異常に素晴らしい。よくよく調べると、フランシス・コッポラの下で働いていた女性脚本家キャサリン・ブレナンに捧げた曲らしく、なんとこの曲を含んだアルバム発表後にこのキャサリンと結婚!そりゃあ強度が違う訳だな。映画自体はオヤジと娘の二人きりの生活の中で、「仕事」と「娘との生活」とどっちをとるか、っていう割りと想定内のストーリーだったのだけど、最後のこの歌が流れて異常に説得力と愛情が増す。不思議な曲だ。