ココがＣＤ棚から「これ聴きたい！」と持ってくるＣＤがことごとくすべて渋いのだ。クレイジーホースだったり、 ブロウ・モンキーズだったり。あまりに渋いので、大きなリアクションをとっていたら、セレクションごっこが癖になってしまった。このクリス・レインボウもココ・セレクションの一枚。
いつ買ったかも忘れていた「寝かせ過ぎ」の一枚。買ったとき以来に聴いてみたら、これが異常にいいのだ。この人アラン・パーソン・プロジェクトにも参加していて、ちょっとプログレ寄りなんだけど、スコットランド人のビーチ・ボーイズ・フォロワーとしてその界隈では有名だそう。１０ＣＣに近いかな。音像はモロ８０年代なんだけど今聴くとそれがとっても良く合ってる。最近はこういう完成度の高いポップスを作る人が少ないからか、沁みるな。
何故ココのセレクションが渋いか理由が判った。ちょうどココの視線の棚は普段あまり聴かないアーティストばかり並べていたからだ。ふむ。たまには家の棚をディグするかな。
