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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

世界はドラえもんを求めている。

サムサッカーマイク・ミルズ監督(2006)

◆「サムサッカー」=「のび太君」のドラえもん探しの旅。◆ドラえもん抗うつ剤だったり、マリファナだったり、ガールフレンドだったり、弟だったり、家族だったり。◆のび太ドラえもんを見つけて、かなりのやる気モードになったりするけど、そんな状態は長くは続かず、ドラえもんなしの生活ではまたダメ男に逆戻り。それでまた別のドラえもん探しの旅に。◆完璧な人間なんていないから、人生なんてそんなもの。◆もっと変化球な映画かと構えてたけど、かなりの直球さにオドロキ!かつ感動!かつ感涙!◆この映画のキー・マンはお母さん。ユーモアもあって、家族思いで、しかも逞しい。◆そんなこんなでお母さんの逸話に思わず落涙。◆エリオット・スミスの歌声は17歳の物語のBGMに最もふさわしい。◆出演者すべてが完璧な人間じゃないところがとてもいい。キアヌ・リーブスだって同じ。◆ちなみに我が家のニコちゃんもサムサッカーです。

◆ひとつ気になった逸話があった。◆このオトコのコはオンナのコにサムサッカーをカミング・アウトをすることができなくて、ふられることに。◆しかし、マリファナ繋がりで寄りを戻すことになり、仲良くなるんだけど、オンナのコが目隠しプレイの理由をカミング・アウトするとオトコのコは意気消沈、また別れることに。◆この場合、どちらの行動が正しいのだろうか?◆実際は両方とも正しくて、だからこそ人生なのかね?

以下あらすじです。

オレゴン州郊外に住む17歳のジャスティンは、いまだに「親指を吸うクセ(サムサッキング)」が治らず悩んでいた。どうしてもクセを治したいジャスティンは、知り合いの歯医者ペリーに「親指が苦くなる」催眠術をかけてもらう。おかげで親指しゃぶりは止められたものの、ますます不安がつのり挙動不審になった彼は精神病と判断され、抗うつ剤を処方される。その薬でジャスティンは見違えるほど活動的で、頭脳明晰な優等生に変身するが…。