●ハッスル＆フロウ／クレイグ・ブリュワー 監督(2006)
(1)「私をスキーに連れてって」を観たらスキーがしたくなるように、「リンダ・リンダ・リンダ」を観たら、ギャルバンが結成したくなるように、この「ハッスル＆フロウ」を観たら、ヒップホップをやりたくなる！(2)ポン引き中年が一発奮起してヒップホップをやるという展開からして涙モノ。(3)タイトルは直訳すると「ポン引き＆ラップの節回し」(4)エンジニア兼プロデューサーのデブがサイコーで、音へのコダワリとノリがスゴイ！というかオモシロすぎ！(5)「whoop that trick」と「it's hard out here for a pimp」の２曲をスタジオで録音していく過程がホントにスタジオ・マジックの瞬間で、バンドマンや宅録マニアは感動すること請け合い！(6)いわゆる起承転結に沿った物語だけど「転」と「結」が意外な展開かつ斬新！(7)公開中の「ブラック・スネーク・モーン」も観に行かねば！(8)本作は文化デリック（川勝・下井草）選ぶがポップ・カルチャー・アワード受賞作品でに選ばれていました。
