(1)ピチカートファイブに「水泳」という曲がある。
(2)ムーンライダースにも「スイマー」という曲がある。
(3)アメリカン・ニューシネマで「泳ぐ人(the swimmer)」(1968)という映画があることを最近知った。
(4)レンタルで取り寄せて鑑賞。
(5)これは夢オチだろう。現実と夢の世界がゴッチャになって、過去を振り返るという話。
(6)借金苦、うまく浮気が終わらず苦、ロリコン苦、家庭苦、いろんな苦労が襲ってくる。
(7)「人生とは水泳である。それも泥沼で泳ぐ」とでも言いたげな映画。
(8)以下あらすじ。
夏のある日曜の午後。ネッド・メリル(バート・ランカスター)は水泳パンツだけという姿で、友人ダンの家を訪れた。友人夫婦は前夜のパーティでくたびれており、一緒に泳ごうというネッドの誘いを断った。昔は皆一緒に泳いだ仲だったのに。ここでネッドは、隣人たちのプール伝いに泳いで家へ帰ろうと決心した。
(9)ジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」に似た感覚を覚えた。
(10)過去(の女)を振り返る旅に出て、良い思いと悪い思いと両方体験するという甘辛い不思議な旅。