今日の名言☆朝日新聞の声欄に投稿した塾講師の小林さん(71歳、札幌市)の投稿より引用。
(1)最近はつぶやきブームですね。
(2)そのつぶやきの中で一番面白いと思うのが新聞の声欄。
(3)プロの編集者が最も面白い!と思ったつぶやきなんだから、面白くて当然!
(4)昔からインターネットのテキストは「便所の落書き」と言われていたけど、ツイッター・ブームでその傾向が強まっている。
(5)↓全文引用しちゃうけど、こんなクオリティのテキストが新聞には掲載されているってことをちょっとは知って欲しい。
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私は短歌を詠んだことがない。時折ひらめいたことを川柳にして投稿しているが、短歌は難しくて手を伸ばさずに来てしまった。
朝日歌壇(2月1日)に「我が身より重症を見る吾が目なんて卑しいなんて哀しい」という短歌が載っていた。切実な思いを素直につづった、なんて素晴らしい歌なのだろう、と胸にしみた。
私は4年前に脊柱管峡窄の手術を受けた。手術は成功し歩けるようになったが、右手の筋肉が衰え、歩行に苦労することがある。道でつえをついた人を見ると、「おれはまだマシな方だ」と思う。雪道で車いすに乗り、苦労しながら進んでいく人の姿を見ると、大変だなあと思いつつも「自分は車いすの生活にならなくて良かった」と安堵するのが本音だ。
そんな貧しい心をを抱きつつ生きる自分が、情けない。けれども、己の心を矯正することは難しいと痛感している。
人は皆、生まれ、生き、そして死ぬ。少しでも心を豊かにするように努める生き方をして死にたいと思っている。