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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

へんちくりんな世界


「ダークホース〜リア獣エイブの恋〜」 トッド・ソロンズ監督(2011)
(1)トッド・ソロンズの新作!
(2)なんとソロンズの映画を観るのは、9年ぶり!↓過去の作品
1)ウェルカム・ドールハウス(1995)
2)ハピネス (1998)
3)ストーリーテリング (2001)
4)おわらない物語 アビバの場合 Palindromes (2004)
5)Life During Wartime (2009) 監督・脚本
6)ダークホース/リア獣エイブの恋 Dark Horse (2011)
(3)前作の「Life During Wartime」が日本未公開だったんだ。「Life During Wartime」以外は全部観てるわ。
(4)よくもまぁ、こんなダメオトコを主人公とした映画を撮ろうと思うなぁ。
(5)ちょうど「世界でひとつのブレイブック」を観た後に本作を観たのですが、共通点あり。
(6)精神科に通う男女が偶然出会い、精神科薬について話したりして距離を縮めていく。これは両作共通のプロット。
(7)その後の展開やラストシーンが全く違う。ハリウッド系の「世界のひとつの〜」に対して、オタク系の「ダークホース」という対比。
(8)「世界のひとつの〜」が病んだアメ人向け「再起への指南書」だとしたら、「ダークホース」は、病んだアメ人向け「再起を放棄するとこうなるよ」だな。
(9)ダメオトコのカノジョ役のセルマ・ブレアさんがいい味だった。
(10)セルマ・ブレアさんは72年生まれでフランク・ザッパの息子の元奥さんだって。
(11)現実と夢の世界を行ったりきたりはデイヴィッド・リンチ風かな。
(12)へんちくりんな世界を期待して観にいったら、やっぱりへんちくりんな世界だった。