QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

近くて遠い感じがスゴクいい味になっている

ユーミンの罪/酒井順子
(1)勝手な分け方かもしれないけど、音楽の男性的聴き方と女性的聴き方ってあると思う。
(2)男性的聴き方は録音された年、レーベル、プロデューサー、ミュージシャンなどのバックボーンを確認しながら聴く方法。
(3)聴く前に頭で想像して音を鳴らしてから実際の音を聴く。頭の音と実際の音のギャップを楽しんだりね。
(4)女性的聴き方は、事前知識に惑わされず自分の感性だけで判断する聴き方。
(5)ジブン男性なんで、女性的聴き方に憧れます。。。
(6)そういう意味では音楽評論でも、男性的批評と女性的批評ってあるかも。
(7)で、このユーミン解説本ですが、月に1枚ユーミンのアルバムについて書いた記事の20枚分のまとめ。
(8)酒井さんはほぼ2年間にわたりユーミンのアルバムを聴き倒している!
(9)酒井さんは直感的に感じとった感情を、客観的視線を交えて、男性的でも女性的でもなく、酒井メソッドでユーミンのアルバムとその時代を切り取っている。実際に歌詞に出てくる喫茶店に突撃視察したり。。。
(10)トリビアをいくつか。
・卒業写真の「あの人」は高校の女性体育教師説!
ユーミン・ブス自覚説!
荒井由美時代のアルバム「コバルト・アワー」はマリッジ・ブルーな歌詞ばかり説!
・「ひこうき雲」の元ネタは高校の時の友人男性病死説!
・「真珠のピアス」元カレのベッドに片方の真珠のピアスを爆弾として残す説!
・「ダウンタン・ボーイ」はビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」のアンサーソング説!
・バブル期(1989〜1993)のユーミンの曲は恋愛軍歌説!
(11)酒井さんとユーミンの距離感。近くて遠い感じがスゴクいい味になっている!