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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

超B級のウェスタン映画!

Ost: the Hateful Eight [12 inch Analog]

Ost: the Hateful Eight [12 inch Analog]

(1)タランティーノの新作「ヘイトフル・エイト」を鑑賞。
(2)約3時間!長い!
(3)過去の作品も長かったと思い、調べてみると。。
1992年 レザボア・ドッグス(100分)
1994年 パルプ・フィクション(154分)
1997年 ジャッキー・ブラウン(154分)
2003年 キル・ビル Vol.1(111分)
2004年 キル・ビル Vol.2(136分)
2007年 デス・プルーフ in グラインドハウス(113分)
2009年 イングロリアス・バスターズ(153分)
2012年 ジャンゴ 繋がれざる者(165分)
2015年 ヘイトフル・エイト(167分)
(4)キルビルのVol.1とvol.2を合わせると一番長いけど。それ以外では本作が一番!
(5)しかも馬車と山小屋のシーンだけだから異常に長く感じる!
(6)タランティーノは「恐らく、これは俺の最高傑作と言えるだろう」と言ってるようだが、最高傑作ではない!超B級のウェスタン映画!
(7)「ジャンゴ」と「イングロリアス・バスターズ」で間口を広げたタラちゃんが、ロー・バジェットで超B級映画マニア向けの作品を作った感じ!
(8)最も正確なコメント!な菊地成孔さんのを引用します!

こんなに長くなくても、こんなにグロくなくても、何よりもこんなに女を痛めつけなくても充分面白いし良く出来てるんだけど、今回の患者(タラ)の症状はコレだし、症状を観察する事=タランティーノを観ることなんで。

(9)もうひとつ!アメリカ史という視点で批評した松江哲郎さんのも!

暴力と差別と友情のアメリカ史を小屋の中だけで凝縮させるタランティーノの手腕に感服
こんなに血まみれなのに笑みがこぼれ、涙腺が緩むのはなぜだろう。

(10)タランティーノ映画はパンフレトではなく、サントラを買うようにしている。
(11)なんとなくその方が映画を思い出せると思って。。。。

(12)ティム・ロスが「イングロリアス・バスターズ」と「ジャンゴ」のキーマンだった、クリストフ・ヴァルツとそっくりの演技だった!ということを追記します!