LOVE 3D/ギャスパー・ノエ監督(2016)
(1)3Dポルノをアート風映画にするアイデア。ホントバカっぽい！
(2)3Dだからタバコの煙が飛び出したり！スペルマが飛び出したり！ホントバカっぽい！
(3)前々作の「アレックス」と同じ手法の時間軸が現在から徐々に過去に進んでいく展開。
(4)前作の「エンター・ザ・ボイド」と同じ、男女のメイク・ラブを盗撮している構図が続き。。と。
(5)(1)〜(4)をまとめると、バカっぽい発想と今までの手法をミクスさせた安直な映画かと見せかけて。。。
(6)テーマである「オトコは過去愛したオンナを忘れられない」ということを強烈に記憶に残すことに成功している！！
(7)それは、昔愛したオンナの変態性が徐々に開陳されていく展開に対して、このオトコはその思い出にに想いを寄せ泣きじゃくる！その純情さが裏テーマだから！！
(8)過激な表現でインパクトを与えるが、テーマを最大限に伝える！ということにブレはない！！
(9)展開は全然違うけど樋口毅宏さんの小説「日本のセックス」と作風が似てる！
(10)最近知ったのですが、監督のギャスパー・ノエさんと叶姉妹は友達だそう。類は友呼ぶということでしょうか。。。
(11)3Dメガネをしていて、隣の人の存在もさえぎられるので、映画の世界に引き込まれる効果あり！これ結構意外でした。。
