QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

悲劇はコメディである。

『教授のおかしな妄想殺人』/ウディ・アレン監督(2016年)
(1)このタイトル覚えることができなかった。チケット販売機を前に「ウディ・アレンの作品が観たいっすけど。。。」と係員に詰め寄るオトコ。それワタシです。。。
(2)原題: Irrational Man(理性なしオトコ)
(3)あれっ?もしかして券売機の前にたたずみ、係員に詰め寄るオトコはもしかしてIrrational Man?
(4)ワタクシ2005年ごろにウディにはまり「マッチ・ポイント」からの作品はすべて劇場で観るようになりました。
(5)今回の作品は2005年以降のウディ作品では「ウディ・アレンの夢と犯罪 Cassandra's Dream」に近い感触をもつ「悲劇はコメディである」というジャンルかも。
(6)シリアスな話がずっと進み、コソコソ笑いがない展開だが、観終わるとジワジワ苦笑い・・・という感じ。
(7)主演のホアキン・フェニックスさんは、「her/世界でひとつの彼女」と「インヒアレント・ヴァイス」で怪演した方!
(8)もうひとりの主演のエマ・ストーンさんは、ウディの前作「マジック・イン・ムーンライト」で主演し、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でもいい味だしてた女優。
(9)そう!だから本作は怪演男優といい味女優のウディ調味料コラボというのが今回のテーマ!
(10)ウディ作品は「エロ坊主の説教コメディ」と以前から評価してましたけど、本作は「ラブコメ坊主の説教悲劇!(悲劇=コメディ)という感じか?
(11)ワタシが唱えるウディの法則を復習がてら再掲します。。
ウディの法則1:黒バックに白字のオープニング
ウディの法則2:サントラは新たに作ったりしない。クラシックかジャズ。
ウディの法則3:長さは90分〜100分
ウディの法則4:「エロ坊主の説教コメディ」というジェット・コースターに乗って、出演者と上がったり、下がったり。
ウディの法則5:出演者が「嫌だ、嫌だ」と拒否しているシーンの後に、その嫌がっていた事をする展開に!名づけて「嫌よ嫌よも、ちょっとしたら変わるね」
ウディの法則6:出演者に浮気性のオトコ必ず出る。
ウディの法則7:その浮気性のオトコには天罰が!
(12)今回もほぼ合致!!!