QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

うたかたの日々

ボリス・ヴィアン原作の小説「うたかたの日々」(旧題:日々の泡)について最近思い出すことがあって、岡崎京子の漫画版を読み返してみた。財産もちの<コラン>と軽やかで美しい<クロエ>と偏執狂的オタクの<シック>とその恋人<アリーズ>の話。言いたいことは「人生は短い」ってことなのかな?なんかダメっぷりが染みるな。ピアノ・アクテルがDJカクテルに変わってたところがイカシてる!


こちらは映画版。確かお蔵入りしていたのを、10年位前に引っ張り出してきて公開した時に観たんだったな。ピアノ・カクテルの実写版がサイコーだったな。


こちらは原作。デティールについてはあんまり気にしてなかったけど、「心臓抜き」とか「肺に睡蓮ができてしまう病気」とか、かなりオカシな話だったんですよね。

これは永瀬正敏ともさかりえ主演の日本の映画版。キャスティング、音楽、脚本、エンディングどれをとってもダメ。照明の使い方だけオモシロかったけど、ボリス・ヴィアンも怒ってると思うな。一言で言えばユーモアがない。