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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

茶の味/石井克人

contents_image鮫肌男と桃尻女』『PARTY7』の石井克人監督の最新作。観る前は小津安二郎のオマージュかな〜と思ってたのですが、観た後の感想はちょっと違ってて「癒し」と「自然」と「自我」がテーマなのかな、と思いました。外国人の視線を意識しすぎた映像になってるけど、観ているうちにこの家族の一員になりたいな〜と思うほど引き込まれました。家族それぞれの物語が同時に語られるんですが、ちょっと『マグノリア』と似てるかも?、観終わった後の感覚もちょっと似てるかも?けっこう強引な展開も好きかも?なんつぅ感じです。娘が小学生になったら、一緒にもう一度見直したいですな。

以下あらすじです。


春野家の家族は皆、他人には言えないモヤモヤを心に抱えている。内気な長男、ハジメ佐藤貴広)は転校生のアオイ(土屋アンナ)に一目ぼれ。妹、幸子(坂野真弥)の葛藤は、ときどき巨大な分身が勝手に出現することだった。専業主婦の母親、美子(手塚理美)は、アニメーターにい現場復帰するため奮闘中。父ノブオ(三浦友和)はそんな妻に取り残された感じの片田舎の催眠治療士。いつも自由な変人オジイ、アキラ(我衆院達也)。元カノにヒトコト言えずに、橋の上を行ったり来たりの叔父さんアヤノ(浅野忠信)。皆どこかヘン、だけど愛おしい春野一家のピースな物語!