フィッシュマンズのベスト盤（２枚組×２作品）が発売された。久々にフィッシュマンズばかりを聴いている。フィッシュマンズの最盛期は「空中キャンプ」と「ロング・シーズン」を発表した1996年であることは周知の事実だけど、あれから10年たった。ボクはあれから何か変わったか？と思う。やっぱり何も変わってない気がする。以下、感想トップリスト。
(1)『空中』は「Running Man」で始まり「いかれたbaby」で終わる。これは「ネオ・ヤンキーズ・ホリディ」と同じ構成である。「空中」は昼間を意識した選曲とのことだが、昼間・オブ・フィッシュマンズといえば「ネオ・ヤンキーズ・ホリディ」であるということだ。この選曲のライブを観たら絶対泣いちゃう。
(2)『宇宙』は「ずっと前」で始まり、「新しい人」で終わる。これは「空中キャンプ」と同じ構成である。「宇宙」は夜間を意識した選曲であるとのことだが、夜間・オブ・フィッシュマンズといえば「空中キャンプ」であるということだ。この選曲のライブを観たら絶対泣いちゃう。
(3)未発表の「Fish Is Watching You 」が聴けて嬉しい。この曲はライブで聴いたことがあるような気がする。
(4)デモ・テープのテイクだったら「空中キャンプ」の曲がずば抜けて集中力を感じる。
(5)この２枚を選曲した茂木欣一さんはスゴイと思った。ボクもフィッシュマンズの曲だけで選曲をしてみたいと思ったけど、この２枚は超えられない気がする。
