(1)ジャームッシュの作品は全部観ているんだ。トップリストは「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ダウン・バイ・ロー」「ナイト・オン・ザ・プラネット」かな。
(2)「ライフ・アクアティック」「アメリカ、家族のいる風景」と本作は、隠れ子(!)認知3部作だな。
(3)入り口はコメディだけど出口はちょっとイタイ感じ?
(4)ジャームッシュはいつもサントラがいいね。
(5)なんとなく結末は曖昧な感じかな、と予想してたけど、これはダレも予想できない。
(6)ビル・マレー演じるドンがのび太君で、この左の黒人のジェフリー・ライト演じるウィンストンがドラえもんという構図!
(7)だからこの映画のキーマンはジェフリー・ライトだな。
(8)女優陣が豪華過ぎなのでかなり妄想の世界だな。でも結末で現実に引き戻される。それがジュームッシュ節かな。
以下あらすじ&解説です。
鬼才ジム・ジャームッシュ監督がビル・マーレイを主演に迎えて贈る哀愁漂うオフビート・コメディ。かつてのプレイボーイが、自分の息子がいるという差出人不明の手紙を手に、昔の恋人たちを訪ねる旅に出る。主人公の元恋人役でシャロン・ストーン、ジェシカ・ラングら豪華女優陣が登場。カンヌ映画祭審査員特別大賞(グランプリ)受賞作。
かつては多くの女性と恋愛を楽しんだ元プレイボーイのドン・ジョンストンは、中年となった現在も勝手気ままな独身生活を送る日々。そんなドンに恋人のシェリーも愛想を尽かして出ていった。そこへ、差出人不明のピンクの手紙が届く。便せんには“あなたと別れて20年、あなたの息子はもうすぐ19歳になります”と書かれていた。それを聞いた親友のウィンストンは、お節介にもドンが当時付き合っていた女性たちを訪ねて回る旅を段取りしてしまう。そして、気乗りのしないドンを強引に息子探しの旅へと送り出すのだった。