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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

ランド・オブ・プレンティ/ヴィム・ヴェンダース監督(2004)

(1)こういう低予算の映画というは好き。登場人物が少ない分丁寧に人物が描かれるから。(2)いわゆる911ものだけど、皮肉もあって、さすがヴェンダースって感じ。(3)ロード・ムービーと呼ばれる映画はだいたい好き!(4)しかし、ヴェンダースの作品で「パリ、テキサス以来の最高傑作!」と宣伝するのはどうかと思うな。。。(5)登場人物のキャラが古い!母の手紙を叔父に渡すために一人旅?(6)ラナもポールも狂ってるけど、その狂った世界から真実が浮かび上がる!そういう感じがたまらない!

以下あらすじです。
アメリカに生まれ、アフリカで育った少女ラナ。彼女はイスラエルのテルアビブ空港からロサンジェルスへと向かい10年ぶりの帰国を果たす。目的は亡き母の手紙を伯父に届けるため。ボランティアをしながら伯父を捜すラナ。一方その頃伯父ポールは、たった一人で自由の国アメリカを守ろうと滑稽なほど真剣に活動を続けていた。ベトナム戦争のトラウマが9.11テロによって呼び覚されてしまったのだ。ある時2人は、ホームレスのイスラム系青年が殺された現場で偶然再会する。青年がテロリストではないかと疑うポールは事件の真相を探るため、そしてラナは遺体を残された兄に届けるため、2人は一緒にアメリカを横断する旅に出る。