【1】
小西さんのソロ・アルバム「11のとても悲しい歌」が良い。
深夜2時に聴きたいレコード。
押し付けがましさがなく、さりげないメッセージ。
女性ヴォーカル4名、男性ヴォーカル6名、男女混合ヴォーカル1組
ちょっとした男性上位。
【2】
3年前小西さんがプロデュースした「うたとギター。ピアノ。ことば。」
についてブログでこう書いた。
これは小西さんのソロアルバムと言ってもいいと思う。
小西さんの念力で作った架空のソロ・アルバム。
ミュージックマガジンのインタビューで小西さんは、「自分のソロアルバムとして
発表すればよかった」と後悔していた。
「うたとギター。ピアノ。ことば。」と「11のとても悲しい歌」はコインの裏表のような関係。
【3】
このアルバムはかなり変わっている。
・洋楽の楽曲を洋楽のヴォーカリストが歌い。
・邦楽のアーティストが選曲、アレンジ、プロデュースする。
洋楽なのか?邦楽なのか?
世界各地のレコードマニアがにんやりしながら聴くレコードかもしれない。それと聴くならアナログ盤の方がいいかもしれない。