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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

アルバム「レット・イット・ビー」3バージョンについて!

 

(1)ビートルズが1969年1月の一か月間にレコーディング・セッションした楽曲を1970年5月に発表したアルバムが「レット・イット・ビー」

(2)ここまでは普通の話に聞こえるんですが、このセッションの直後に録音した「アビー・ロード」が1969年9月に発表されたことで、このアルバムが特別扱いされるハメに。。

(3)「ゲット・バック・セッション」をグリン・ジョーンズがまとめたのが①※2021年のデラックス版で初披露

(4)①は、アビーロードの録音に突入したため結局リリースされず、結局フィル・スペクターがオーバー・ダブ(今でいうリミックス?)したのが②※いわゆるオリジナル版

(5)ポールがフィル・スペクターのオバー・ダブが気に食わず、2003年にオーバー・ダブを外したネイキッド版を制作したのが③※いわゆるポールの脳内リミックス

(6)①②③とも結局未完成の作品をリミックスしたという意味では同じ立ち位置!で、3アルバムとも曲の並びや選曲が異なる。。。

(7)2021年に①~③の「レット・イット・ビー」を通して聴く。

(8)結局②のフィル・スペクターの仕事が一番いい!レコーディング中のボソボソ声からのオーケストラ共演の意外さ!その次は③のネイキッド!!オリジナル・アルバムのような丁寧な仕上がり!③のグリン版はレコーディング現場のグダグダ加減を狙ったようだけど、グダグダすぎ!!!!

(9)よくよく考えるとこんなにたくさん「レット・イット・ビー」必要なのか?という疑問も。。