QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

映画を観ながらオカムラちゃんのことを考えた


●キャンディ/ニールアームフィールド監督(2006)

(1)オカムラちゃんが過去のドラッグ遍歴をカミングアウトした。

(2)24歳から大麻をはじめ、20代後半からはコカイン、30歳からは覚せい剤にも手を出していた。

(3)24歳と言えばアルバム「靖幸」と「家庭教師」の頃だ。20代後半といえば「禁じられた生きがい」の頃の第一期隠遁期だ。30歳以降は「禁じられた生きがい」の後の第2期隠遁期だ。

(4)ビートルズストーンズもドアーズもドラッグでラリって音楽作ってたから、オカムラちゃんだけ非難されるのもおかしいと思うけど、あえて非難したいのはその作品のクオリティ自体が問題だからだ。

(5)軽めのドラッグだった「靖幸」と「家庭教師」辺りは良かったけど、コカインや覚せい剤に手を出した以降になるとリズム感がジャストでなく、ヴォーカル・スキルもそうだし、録音テイクの判断も鈍ってきたと思わざるをえない。

(6)この映画の主人公やよくあるジャンキーの物語のようにオカムラちゃんも禁断症状に苦しめられ、そして負けたのだろう。

(7)オカムラちゃんの活動再開も望まない。それは3回目の逮捕でようやくドラック・ジャンキーぶりをカミングアウトして、それも刑を軽くしてもらうための手段という、その姿勢に失望したからだ。

(8)結局この映画の最後でジャンキー・カップルは別れることを選択する。一人は脱ドラッグを目指し、一人は禁断症状でイカレちゃったからだ。でも全然悲しくない。一人でいても、二人でいてもイカれちゃったらダメなんだ。