●めがね/荻上直子脚本・監督 (2007)
(1)この映画は完全にトリップしちゃう。
(2)これほど説明がない、行間を読む映画があっただろうか?いや、ない!
(3)生物の教師と民宿を経営している二人の他の3人は職業や普段の生活が全くわからない。
(4)全くわからなくて良いのはこれが旅の映画だからだ。
(5)旅というのは日常を忘れて、別世界に行くことなのだ。だから旅人に肩書きはいらない。
(6)この映画を観て別世界に旅立ちたくならない人がいたとしたら、それは病気と言えるだろう。ワーカホリックという名の。
(7)「かもめ食堂」の2番煎じだと思って敬遠してたけど、いやいや「かもめ」よりもトリップできる!と思うし、より絵画的なカット割り!で、できれば劇場で観たかった!
(8)「かもめ」の2番煎じなところは食事を美味しそうに撮っていたところ!これは美味しいそうだから全然許しちゃう!