QSKVブログ

ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

もうちょっとトチ狂ってもぜんぜんセーフだわ

(1)プライマル・スクリームもアルバムにタイトルにした、「バニシング・ポイント」という映画がある。

(2)他愛のないことを切っ掛けとして、理由も見えず、ただひたすら車を暴走させるニヒリストの男の話(ウィキベディアより)

(3)結末だけでなく暴走機関車ぶりが、新作「ルック・バック・イン・アンガー」に似ていると、感じた。

ルック・バック・イン・アンガー

ルック・バック・イン・アンガー

(4)「ルック・バック・イン・アンガー」の主人公たちは、エロ本編集という狂った世界で、異常な性癖ドライブ!のアクセルを全快にするのだが。

(5)この方のブログの読むと、どうやら離婚後2作目の単行本。まさしく「ふられ気分でロックンロール」で「クレイジーワールド、マンガの世界で」のノリ。

(6)登場人物に感情移入できないし、同情もできないし、言いたいことも判らないけど、筆圧の高さと暴走ぶりに圧倒される。

(7)この小説の効用は「自分はノーマルで良かったわ。。。」とか「もうちょっとトチ狂ってもぜんぜんセーフだわ。。。。」とか「快感を極めることと、生きることって同じだわ!」とか、自分の人生とちょっと絡めて、頓珍漢なコメント言える余裕ができること。