不思議系女子のドＳ風説教小説

しょうがの味は熱い

(1)ドＳのリサちゃん、今回はどんなドＳの展開かな？と思いながら読み進めると。。
(2)前半の短編「しょうがの味は熱い」は、オトコとオンナの二人ドラマ。
(3)同棲あるある話で、わりと結末も甘い。
(4)後半の短編「自然に、とてもスムーズに」は、打ってかわり、登場人物も増え、物語の展開にドＳ癖を感じさせ、結末は微妙に苦い。
(5)前半の軽やかさの反動で、後半の異常な展開になったのかな、なんて推測したけど、あることに気がついた。
(6)実はりさちゃんドＳだけでなく、説教マニアでもあるのでは？
(7)そう考えると物語の展開について納得がいく。
(8)甘っちょろい考えの奴には天罰を！
(9)自分勝手な奴には、反省する機会を！
(10)ウディ・アレン映画を「エロ坊主の説教コメディ」と例えたことがありますが、綿矢りさちゃんの小説は「不思議系女子のドＳ小説」改め「不思議系女子のドＳ風説教小説」ということ！！！
(11)新作「大地のゲーム」を東京新聞紙上で佐藤優氏が絶賛しており、かなり楽しみ！！
(12)短編集「憤死」も近々発売！（タイトルの短編がスゴく笑える！）
(13)ワタシの推測が正しければ、両方とも不思議系女子のドＳ風説教小説のハズ！！
(13)りさちゃんの書評は何故か皆女性だな。河合香織氏の書評↓
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130210/bks13021008340008-n2.htm