(1)ほぼ50歳の荒木伸二監督の初作品
(2)ライターの宇野惟正さんの同級生。
(3)私も同い年かつ大学は数学受験なのでシンパシーが。。
(4)作品自体良かった。脚本とキャスティングも良かった。
(5)CM業界の仕事で、映画、演劇オタクだから日本の役者を知っていて、キャスティングがいいのか!!
(6)ロー・バジェット映画ならでは工夫があって、北野たけし監督『その男、凶暴につき』になんとなく似てるな、と思った。
(7)「新感覚のディストピア・ミステリー」というキャッチ・コピーですが、ワタシ的には「エロトピア?ディストピア?からの脱走ゲーム!」
(8)星新一のSF小説ってこんな感じだったような。。
(9)同じような指摘に「星新一はもちろん大好きですが、原体験ということでいうと手塚治虫でしょうか」だって。。
(10)なんか後からじわじわくる感じがフランス映画に似ていて、「セ・ラヴィ」ですな!!
(11)以下あらすじです。
借金取りに追われ暴行を受けていた蒼山は、黄色いツナギを着たヒゲ面の男に助けられる。その男は蒼山 に「居場所」を用意してやるという。蒼山のことを “デュード” と呼ぶその男に誘われ辿り着いた先は、ある奇妙な「町」だった。「町」の住人はツナギを着た “チューター” たちに管理され、簡単な労働と引き換えに衣食住が保証される。 それどころか「町」の社交場であるプールで繋がった者同士でセックスの快楽を貪ることも出来る。 ネットへの書き込み、別人を装っての選挙投票……。何のために? 誰のために? 住民たちは何も知らされず、何も深く考えずにそれらの労働を受け入れ、 奇妙な「町」での時間は過ぎていく。 ある日、蒼山は新しい住人・紅子と出会う。彼女は行方不明になった妹をこの町に探しに来たのだという。 ほかの住人達とは異なり思い詰めた様子の彼女を蒼山は気にかけるが…..。