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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

アンソニーのハッピー・モーテル/ウェス・アンダーソン監督(1996)


(1)ウェス・アンダーソンの作品には必ず、求心力があって、強引で、ちょっと間抜けなリーダが登場する。どんなチームにもそういう人が必要なんだな。
(2)アンソニー役とディグナン役の二人が実の兄弟とは!(この写真の両脇の二人)(3)ウェス・アンダーソンと「ブギー・ナイツ」のポール・トーマス・アンダーソンとワタシは同じ1970年生まれ!
(4)ポール・トーマス・アンダーソンの処女作「ハードエイト」はイマイチだったけど、ウェス・アンダーソンの処女作である本作はかなり面白い!
(5)この邦題はヒドいな。オリジナルは「BOTTLE ROCKET」(ロケット花火という意味)
(6)オトコ3人の関係がとっても興味深い。オトコだけでつるんで遊ぶのが楽しい時期というのがある。それを邪魔するのが恋愛。そのあたりをうまく描写している。

以下あらすじです。

アンソニーは心を病んでいて、療養施設に入っていた。退院の日に迎えに来てくれたのは、親友のディグナン。そしてディグナンはアンソニーにノートを渡す。そこには彼がつくった、犯罪の75カ年計画(!)が書き記されている。そして友人のボブをメンバーに加えた3人は、計画に沿って最初の犯行に向かう...