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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

イレイザー・ヘッド/デイヴィッド・リンチ監督(1976)


(1)リンチ監督のデビュー作。
(2)3年もかかって撮影、編集したということで、怨念がこもってる。
(3)これはどう考えても現実でなく妄想の世界だけど、そのまんま現実の世界にも当てはまる。
(4)生まれたての赤ちゃんなんて、人間というより生物っぽいから、こういう生きものに見えたというのはすぐ理解でる。
(5)家庭のテレビで見るより、スクリーンで見たら強烈なインパクトだろうな。
(6)映画というのは妄想の世界(悪夢?)を表現するものだ、という宣言のような映画。
(7)イレイザー・ヘッドというのは、消しゴム付エンピツの消しゴムのこと。
(8)怖いもの見たさ、という言葉どおりの映画。

以下あらすじです。
消しゴム頭の髪型をした主人公ヘンリーは、女友達メアリー・Xから妊娠した事を告げられる。やむなく結婚を決意するヘンリーだが、生まれてきたのはヒナ鳥のような奇怪な赤ん坊だった。狭いアパートで、赤ん坊の悲鳴にもにた鳴き声が響く中、ノイローゼに耐えかねたメアリーは実家に戻り、ひとり残されたヘンリーは赤ん坊の世話をすることになる……。