2009-12-25 意外に男前なんだよな。 ミュージック 以下12月16日の田島貴男の日記から。ジョナサンリッチマン好きなんですね。なんとなくうれしい!2009.12.16(水) 文:田島貴男 夜中になにか音楽を聴こうと思ってiPodのリストをぐるぐるやる。ぼくのiPodは160G bite入るやつで、めちゃくちゃに曲を入れているからもうわけが分からなくなっててさ。音楽を探そうとしてもレコード棚をじっくり眺めるわけじゃないから、なんか目がチカチカしてくるんだよな。夜だからあまりラウドなものは聴くテンションじゃないし、とか思いながらリストをぐるぐるやっていると、ジョナサン・リッチマン・アンド・ザ・モダンラバーズのアルバム"Summer Morning"が目に留まった。一曲目になにか中国だか台湾だかの民族音楽みたいな不思議な曲が入っているやつだ。全編アコースティックでオリエンタル風な民族音楽のようなオールディーズっぽいロックンロールのような、なんともいえない彼らならではの音楽をやっている。でもただデタラメに音楽をやっているわけじゃなくて、やっぱりすごくアーティスティックな音楽なんだ。聞いた話では彼はいかに小さい音でロックンロールをやるかを考えていたらしい。モダンラバーズは二十歳の頃アルバイトしていた中古レコード屋で知ってそれ以来大ファンだ。キャラクターがとぼけたようないい味があってさ。映画「メリーに首ったけ」でベン・スティラーが失敗したりして落ち込んだときに、なぜか木の陰からジョナサン・リッチマンが現れて失恋の歌を歌いながら変なギターを弾くんだ。意外に男前なんだよな。