●私だけのハッピー・エンディング/ニコール・カッセル監督(2011)
●50/50 フィフティ・フィフティ/ジョナサン・レヴィン監督(2011)
(1)ちょっと前の話だけど、若い主人公がガンになるという映画2本を飯田橋ギンレイホールで観た。
(2)一本目の主人公は女性。二本目の主人公が男性。
(3)テーマが重いだけに、語り口を軽くするために、下ネタ・トークを散りばめるところが共通していた。あと恋愛をからめるところも共通してたな。
(4)2本ともどう死ぬかではなく、どう生きるかというのが重要なんだ、ということを伝えたかったと感じた。
(5)エンディングは2作とも異なってだけど、どちらもいい締め方だと思った。
●ここからは映画ではなくて、現実の話。
(6)先週、39歳の女性の友人がガンで亡くなった。
(7)この2本の映画みたいにドラマがあったかどうかは詳しく知らない。
(8)でも、この2本の映画の主人公のように、いろんな葛藤があったことは判る。
(9)映画と違って、この2本の映画に出てくる主人公の友人のように、ワタシはそばにいてあげることができなかった。
(10)ときどきメールするのが、精一杯だった。
(11)「生きるってどういうことなのか、ちゃんと考えろよ!」なんてメッセージを受け取った気がした。