本日の名言☆ジャズピアニスト山中千尋さんのミュージック・マガジンの「めかくしプレイ」より引用
インタビュアー「あなたと中原昌也さんの音楽には何の接点もないように見えますが」
山中千尋「えっ、そうですか。私の音楽からは中原昌也しか聴こえてこない気がするんだけど」
インタビュアー「音楽家として彼に惹かれるのか、小説や論評なども含めた表現者総体として彼に惹かれるのか・・・」
山中千尋「もちろん、総合的表現者として。太宰治以来、私にとって面白かった小説は彼だけです。日本文学を救うのは彼しかいないですよ。まじで。でも、その前に音楽家としての彼の才能もすごいと思っている。私が最初に聴いた彼の作品はトッド・ラングレンのカバー『トッドは真実のスーパースター』収録の「オーバーチュア」だったんだけど、本当に感動して、ボイドからリリースされた連続リリースされた12枚のアルバムも、もちろん買ったし」
インタビュアー「音楽家としての彼の際立った才能はどういう点にあるのでしょうか?」
山中千尋「ノイズ系音楽家の場合、通常、温室に極端にこだわりすぎるかまったくこだわらないかのどっちかだけど、彼はそのあたりのバランス感覚がともて優れているし、またポーション、音楽の配置センスが抜群だと思う。ノイズ界のブラッド・メルドーと呼びたい」
- 作者: 中原昌也
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2012/04/12
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山中千尋ってヤバイと思ってたけど、中原昌也ラブを公開しちゃうし、ますますヤバイかも!
こないだでた、山中千尋のビートルズのカバーアルバムもかなり素っ頓狂だったしね。
というかこの二人、目が離せないわ!!!