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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

スポーツ新聞のエロコーナー風官能小説とみせかけて

愛される資格

愛される資格

(1)樋口毅宏さんの小説はコンプリート!してます。
(2)「タモリ論」でバカ売れしてましたが、パピレス連載の「アクシデント・レポート」が単行本化されないという逆風を押しのけ、待望の新作!
(3)スポーツ新聞のエロコーナー風官能小説とみせかけて、純愛小説に昇華する、その手法はまさにお見事!
(4)一気味読みさせる独特のリズムも本作は抜群!!
(5)同じくグレート3の歌詞を一曲まるまる引用した「日本のセックス」に文体は近いといえば、近いがもっとまろやかな感じ。
(6)「日本のセックス」の前半部分よりかなりマイルドに仕上げてます。
(7)今回歌詞をまんま引用したのは、グレート3の「綱渡り」「素敵じゃないか」の2曲
(8)「綱渡り」は再開後のアルバム「GREAT3」から。「素敵じゃないか」はシングルのB面
(9)この小説はデビッド・フィンチャーの映画「ゴーンガール」に近いという評価もあるようですが、ワタシ的にはぜんぜん違う。
(10)「ゴーンガール」はサスペンスとみせかけた復讐モノ。本作は官能小説とみせかけて純愛小説。
(11)この2作は狂気という共通点はありますが。。。

ということで次回は映画「ゴーンガール」のことを書きたいと思います。