(1)松尾潔さんは、ほぼ同世代。
(2)ブラック・ミュージックのライターから始まり、ジャパニーズ・ソウルミュージックの売れっ子プロデューサーとして活躍!
(3)ポップミュージック研究会にいてもおかしくない!
(4)そんな、松尾さんの小説。
(5)主人公はまさかの、ライターからプロデューサーになった人!
(6)これは、大好物の本人が主人公とみせかけて、フィクションを作るという手法!
(7)8年前にこの記事で紹介した2作品と同じ系譜。
(8)小説自体すごく面白かったのですが、ご本人のプロモーション稼働がスゴっ!
(9)ラジオ!ネット動画!雑誌!この手法は音楽業界の経験からかもですが、作者本人が小説のプロモーションに力を入れること自体が本当は正しいのかも!
(10)物語を紡ぐ上で必要のない、格言(パンチライン!)がいい!
(11)というか、このパンク魂、いやソウルミュージック魂!継続してください!
(12)次作も期待!
(13)以下、あらすじです。
主人公は42歳の男性音楽プロデューサー。とあるテレビドラマの主題歌を巡り、人生の岐路に立っている主人公と常に高視聴率を保持しているテレビ局の辣腕ドラマプロデューサー、主題歌に起死回生をかけるシンガーソングライターの三人が絡み合う展開。人災、天災、どんな困難の前にあっても、音楽の、エンタテインメントの力を信じて、信念を貫き通し、自らの生きる道を歩んでいく物語。