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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

ふたりの5つの分かれ路/フランソワ・オゾン監督(2004)


(1)この時間軸が逆さに進んでいく展開はギャスパー・ノエの「アレックス」と同じ!フフランスって不思議な国!
(2)だから両作とも最初シーン(結末)は酷いんだけど、最後のシーン(始まり)は、すがすがしい!というアンビバレントな作り!
(3)ヴァレリア・ブルーニ・テデスキという主演女優は最初は老けてるんだけど、だんだん若くなって、最後のシーンはピチピチ・ギャルに!これホント不思議!
(4)フランソワ・オゾンの謎解きを仕掛ける展開って映画的でスゴイ好き!
(5)第3者からすると離婚の理由なんてどっちもどっち?ってこと?

以下あらすじです。

ある一組のカップルの恋愛の軌跡を、離婚から恋に落ちた瞬間へと時間軸を逆に辿りながら描いたラブ・ストーリー。別れ、特別なディナー、出産、結婚式、出会い、という5つのエピソードを、様々な仕掛けを散りばめつつ、ミステリアスなタッチで綴りながら、少しずつ別れへの伏線を浮かび上がらせていく。監督は「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン
 この日、久々に再会し離婚手続きを終えたマリオンとジルはホテルで肌を重ねた。しかし、ふたりの間にはもう元には戻れない隔たりがあった。結論は変わらないと悟り、マリオンは部屋を後にする。そして時間は遡り、ふたりの思い出の時がひとつ一つ甦っていく…。