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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

カポーティ/ベネット・ミラー監督(2005)

Capote20bw20trim_1 (1)ホフマンが甲高いオカマ声でゲイ小説家を怪演!アカデミー主演男優賞受賞も判るね。(2)監督、脚本、主演の3人は幼馴染みだって!(3)そう、だからこの3人の仕事ぶりは、テーマに対してブレがない。(4)カポーティがペリーを取材して「冷血」を執筆し、ジェラルドがカポーティを取材して伝記「カポーティ」を執筆し、幼馴染み3人組がその2作を基に映画「カーポティ」を作った。すべて実話っていうけど不思議な感じ。(5)仕事を成し遂げること=死を見つめること。そんな生活だったら、当然狂っちゃう。(6)淡々とストーリーが進み、カタルシスのようなものは無いんだけど、後から妙に引っかかる映画。(7)ホフマンが大勢の観客を前にオカマ声で「冷血」の一部を朗読するシーンが好き。(8)トルーマン・カポーティの小説は未読だったけど、今度読んでみよう。(9)えっ、次はチャーリー・カウフマンの初監督作品にホフマンが主演!

以下あらすじです。

1959年11月15日、カンザス州ののどかな田舎町で一家4人惨殺事件が発生する。翌日、ニューヨークでこの事件を知った作家カポーティは、これを作品にしようと思い立ち、すぐさま現地へと取材に向かう。同行した幼なじみのネルと共に事件現場や関係者を訪ねて回るカポーティ。やがて2人の容疑者が逮捕されると、カポーティは彼らへの接近を試み、その一人ペリー・スミスの不思議な魅力に創作意欲を刺激される。そして、ペリーとの面会を重ねる中で次第に彼の信頼を得ていくカポーティだったが…。