●イングロリアス・バスターズ/クエンティン・タランティーノ監督(2009)
(1)クエンティンの全米最大のヒットというのも肯ける。
(2)だって、ユダヤ人の怒りがクエンティンに乗り移ってるから。
(3)しかし戦争映画なんだけど、クエンティン節炸裂でダベりシーンが長い。
(4)酒場での会話のシーンなんて永遠続くかと思っちゃった。
(5)戦争映画は敬遠していて、「プラトーン」も「フルメタル・ジャケット」も「地獄の黙示録」も「M*A*S*H」も観ていない。ジョン・レノンが出演した「How I won the war」も観てない。戦争映画ヴァージンだったかも?
(6)この映画面白かった?と聞かれても「面白かった」とは答えづらい。観た方が良い?と聞かれても、「観たほう良い」とも答えづらい。この映画ヒットしてるらしいじゃん?と聞かれたら、「そうだよ。世界中のユダヤ人が観たんだから」とは答えられる!
(7)主役はブラッド・ピットじゃなくて、↑この女優でした。
(8)前2作の感想はこちら。クエンティンの作品の中では、長さも同じ位だし、同じ群像劇だし、「パルプフィクション」を意識して作ったみたい。