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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

評判どおり

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』サーシャ・カバシ監督(2009)

(1)ボクが育った実家は西武球場に自転車で10分で行けるところだった。

(2)だからこの映画の冒頭の「スーパーロック84 in Japan at 西武球場」も覚えている。

(3)中学2年の夏にサッカー部のやせ細った友達から「一緒に観にいこう」に誘われたんだ。

(4)しかしメタルって全然聴いたことがなかったから、その友達にカセットテープを貸してもらって、聴いてから行くかどうか決めようと思った。

(5)結局カセットを聴いてもその良さがわからず、行かなかった。

(6)しかしあの時、もしコンサートに行っていれば全盛期のアンヴィルを目撃できたのに!

(7)この映画を観た人みんなそのようなんだけど、観終わった瞬間にウルっと泣けてきちゃった。

(8)夢追い人のその浮き沈み!とその周りの人のヘルプ!普通の物語以上に説得力があるセリフの数々!

(9)夢とは?人生とは?ロックとは?人生のパートナーとは?映画の観客はこの映画を通して、色んな問いかけを自分にすることになる。。

(10)正解がない答えを探すのが人生なら、この映画の問いかけも同じ。ヴォーカルのリップスさんの言葉がとても重い。

(11)ヴォーカルのリップスさんはダレかに似てる。天然キャラ、夢追い人、熱い性格。
そう、NRBQのキーボードのテリー・アダムズさん?

(12)この映画のメイン・シーンの撮影が日本だったからか、BGMが坂本龍一調(メりクリ調)だったのが可笑しかった。

(13)この映画が特別な作品になったのは、サーシャ・カバシさんの優しい視線がその理由だろう。その点につきる。