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ピンチの後にチャンスあり!しかし人生ピンチの連続。まぁなるようになるかね。

トーク・トゥ・ハー/ペドロ・アルモドバル監督(2002)


(1)片思いの可愛いギャルが、告白する前に植物人間になったとして、その娘を4年間看病できますか?
(2)付き合っていた彼女が突然植物人間になったとして、その彼女が実はモト彼とヨリを戻してたなんて、そんな話受け入れられますか?
(3)一人のストーカーは植物人間の介護に気が狂って、植物人間をレイプし、植物人間は奇跡的に意識を取り戻し、ストーカーは自殺した。
(4)もう一人のストーカーは、植物人間の介護に気が狂う前に、植物人間が亡くなってしまった。
(5)どちらが幸せで、どちらが不幸なんだろう?
(6)この映画にカタルシスはない。疑問ばかりを投げつけるだけ。いい映画?というよりいろいろ考えさせる映画。
(7)映画中にサイレント映画があるが、そのシーンのユーモアが唯一の救いかな。

以下あらすじです。

病室のベッドに横たわる若くて美しい女性アリシア。彼女は4年前に交通事故に遭い、以来昏睡状態に陥ったまま一度も目覚めることはなかった。看護士のベニグノは4年間彼女を世話し続けるとともに、決して応えてくれることのない相手に向かって毎日語り続けていた。一方、女闘牛士のリディアもまた競技中の事故で昏睡状態に陥っている。彼女の恋人マルコは突然の事故に動転し悲嘆にくれていた。そんなベニグノとマルコは同じクリニックで顔を合わすうちいつしか言葉を交わすようになり、互いの境遇を語り合う中で次第に友情を深めていくのだったが…。